学校予定データの標準化

学校の予定データを、
「あちこちのコピー」から
ひとつの正本へ。

時間割・行事予定・下校時刻——学校の予定は、いくつもの表に散らばり、 手でコピペ転記して同期しています。だから直すたびにズレる。 これを、情報システムの定石どおり 「正規化された一つのデータベース(正本)」 に集約し、 そこから 今までどおりの各校のフォーマット を自動でつくり、常に同期させます。

正規化DB=正本は1つ 各校の様式はそのまま Google Workspace内で完結 外部インフラ不要

いまの困りごと

データが散らばり、表から表へ手で写している

予定は複数の場所に分かれて存在し、週予定表などは、それらを人が見ながら書き写して作られます。 全国の学校が共通して抱える構造です。

現状 / 散在したデータを「転記」でつないでいる
下校時刻表
別ファイル
行事予定表
別ファイル
時間割
別ファイル
手で
コピペ転記
週予定表
毎週つくり直す
!

コピーだから、片方を直すと食い違う。
例)週予定表で下校時刻を直しても、元の「下校時刻表」は古いまま。 週予定表 15:00下校時刻表 15:30 — どちらが正しい?が分からなくなる。

根本原因

問題は個々のミスではなく、「散在したデータをコピーで同期している」構造そのものにある。

解決の考え方

情報システムの定石を、学校運用にそのまま当てる

「正本を1つに集約し、そこから用途別の画面をつくる」——一般的なシステム開発で当たり前に使われる型(正規化DB+用途別UI)を、学校の予定運用に適用します。

本プロジェクトの核
1

正規化された基盤DB(正本)

行事・下校時刻・時間割・施設を、それぞれ1か所にだけ実体として持つ。全校共通で配布できる「正本DB」。

2

各校フォーマットのUIを生成

DBから、その学校が使い慣れた表・シートを生成。DB⇔各校様式の変換は、学校ごとにAIで都度つくる。

3

常に同期

教員がどれか1つの画面で直すと、DBに反映され、同じ値を映す他の画面すべてに波及する。転記は不要。

解決 / 正本DBから各校の様式へ常時同期
教員が編集 いつもの画面で
Single Source of Truth
正規化DB(正本)
教員には見えない基盤。データはここに1つだけ。
週予定表
見た目はそのまま
行事予定表
見た目はそのまま
下校時刻表
見た目はそのまま
時間割表
見た目はそのまま

1か所直せば、DB経由で関係する表すべてに自動反映。コピペも、食い違いも、もう起きない。

既存の時間割アプリとの違い

「共通様式に合わせてください」を、なくす

各校のフォーマットは学校ごとに違います。ここを揃えさせることが、これまで導入の壁でした。

これまでの製品

共通フォーマットでの運用を求める。現場は使い慣れた様式を捨て、新しい画面に合わせ直す必要があり、そこが導入の壁になってきた。

このプロジェクト

各校の様式をそのまま活かす。DB⇔各校フォーマットの変換プログラムを、学校ごとにAIで都度生成。現場の見た目を変えずに、裏側だけ正しくする。

現場に負担をかけない前提

いまある環境の中だけで完結させる

学校・自治体の端末は外部アプリ・外部ドメインが規制されがち。だから、すでに契約している環境の内側で成立する構成にしています。

Google Workspace 内で完結

多くの学校が契約済みの Google Workspace for Education の中で動く。新しい外部サービスの導入審査が要らない。

スプレッドシートをDBに

予定のデータ量は大きくない。多くの学校がExcelで時間割を作っており、様式の読み込みもしやすい。

外部インフラ不要

別サーバは自治体ごとの決裁が必要になりがち。Google内完結なら、その手続きを避けられる。

何が変わるか

現場の作業と安心が、こう変わる

場面これまでこれから
散在データの反映見ながら手でコピペ転記DBから自動で同期
1か所を直したとき他の表とズレる関係する表すべてに反映(正本は1つ)
体育館が空いてるか何枚もの表を横断で確認施設の埋まりを反転してすぐ表示
「本当の値」の所在あいまい常に1つ(基盤DB)
導入時の様式共通様式に合わせ直すいまの様式のまま使える

いまのフェーズ

まず「正本となる正規化DB」を固める

時間割の「調整」機能などは、この基盤の上に後から順に載せていきます。土台が最優先。

現在地

正規化データモデルのドラフトを用意し、サンプルデータ待ち

実際の時間割・行事予定・下校時刻・施設のサンプルを取り込んで、正規化モデルを確定させるのが次の一手です。ご協力いただける学校のデータを募集中。